新車を5年毎に乗り換えるのと5年落ち中古車を5年毎に乗り換えるのはどちらがお得?

ダイハツムーヴと考える女性クルマは新車しか購入しないという人もいれば、中古車しか購入しないという人もいます。

理由はさまざまだと思いますが、もし中古車に乗り続けている人が「中古車は新車より安いからお得」と考えているのであれば、それは勘違いの可能性もあります。

なぜなら、リセールバリューの高い車種を乗り継ぐことで、むしろ新車を購入したほうがお得になる可能性もあるからです。

ここでは、クルマを新車で購入するのと中古で購入するのとでは、長い目でみた場合どちらがお得になるのかについて考えてみたいと思います。

単純に購入時の値段だけでは判断できません

現在、日本国内におけるクルマの平均寿命は約13年だといわれています。

参考記事:車の耐用年数と乗りつぶしや廃車にする時期をどう判断するか?
        
仮に260万円の新車を13年間乗って廃車にする場合、単純に1年あたりの負担額は20万円ということになります。

同じ車種の5年落ちの中古車を130万円で購入して、8年間乗って廃車にした場合は、1年あたりの負担額は16万2,500円ということになります。

この場合であれば、中古車で購入したほうが多少はお得になりそうです。

ところが、ランクルなどのリセールバリューの高いクルマの場合はどうでしょうか?

5年落ちのランクル200の中古車価格をネットで検索してみますと500万円~650万円ほどで売られています。

ところがランクルの新車価格はグレードによっても異なりますが、4,728,200円~6,836,400円となっています。

つまり、ランクルのようなリセールバリューの高いクルマは、5年落ちであってもほとんど値落ちしないのです。

中古車の場合はオプションパーツなどが装着済みとなっていますので、5年落ちだとせいぜいその分がお得になる程度なわけです。

こういった車種の場合には、あきらかに新車を購入したほうがお得感がありそうです。

5年間乗って買い替える場合は新車と中古車どちらがお得か?

新車で購入した場合と5年落ちで購入した場合で、その後5年ごとに乗り換えをする場合はどちらがお得になるのでしょうか?

こちらも、車種によってどちらがお得になるのか変わってくると思いますので、いくつかの車種別に比較をしてみたいと思います。

・トヨタノアを5年で乗り換える場合で比較

ホワイトのトヨタノアノアを新車で購入した場合、中間グレードであるGの8人乗りの価格が2,756,160円となっています。

おそらく、25万円程度の値引きが期待できると思われますので、購入時の価格は約250万円ということになります。

もちろんこの金額は、車両本体のみの価格であり、諸経費やオプションなどの金額は含まれていません。

次に、ノアが5年後にどれくらいの値段で売却できるのかを見て行きましょう。

走行距離が平均的な5万kmとした場合、買取り専門店に査定をしてもらうと110万円程度になるかと思われます。

250万円で購入したノアが5年後に110万円で売れると仮定した場合、目減り額は140万円ですから、1年あたりの負担額は28万円ということになります。

今度は、5年落ちのノアを中古で購入して、5年後に10年落ちとして売却した場合を考えてみます。

5年落ちのノアの買取り価格は110万円程度でしたが、販売価格は40万円ほど上乗せになって、150万円程度で売られていることが多いようです。

10年落ちで10万km走行程度のノアの買取り価格は、20万円程度になると思われます。

つまり、150万円で購入した5年落ちのノアを5年後に20万円で売却した場合、目減り額は130万円ですから1年あたりの負担額は26万円ということになります。

新車で購入して5年乗ったノアの1年あたりの負担額が28万円で、5年落ちで購入して5年間乗ったノアの1年あたりの負担額は26万円ということになります。

この数字を見る限りにおいては、ノアに5年間乗ると仮定した場合、新車で購入しても5年落ちの中古車で購入しても、1年あたりの負担額にはそれほど差がないということがお分かりになるかと思います。

それほど差がないのであれば、新しいクルマに5年間乗った方がお得な気がします。

・ダイハツムーヴは新車と中古車でどちらがお得になる?

ノアの場合には、新車で購入しても5年落ちで購入しても、1年あたりの負担額はそれほど差がないということが分かりました。

今度は、代表的な軽自動車であるダイハツムーヴの場合で見ていきましょう。

同じように、ダイハツムーヴを新車で購入して5年間乗った場合と、5年落ちの中古車で購入して5年間乗った場合で比較をしてみたいと思います。

ムーヴの新車価格は、グレードXのFFで1,209,600円となっています。

ムーヴの値引きはけっこう厳しく、本体価格から5万円ほどしか期待できないと思われます。

そのため、諸経費やオプションを含まない実際の本体購入価格は115万円程度になるのではないかと思われます。

このムーヴを5年後に買取り専門店などに売却した場合、走行距離を平均的な5万kmほどと仮定した場合、40万円程度の査定額になると思われます。

新車時の購入金額である115万円から75万円の目減りとなりますので、1年あたりの負担額は15万円ということになります。

今度は、5年落ちのムーヴを購入して、その5年後に売却する場合でみていきましょう。

5年落ちムーヴのグレードXは、走行距離5万km程度だと65万円程度で販売されていることが多いようです。

このムーヴに5年間乗って、10年落ちで10万kmの状態で売却した場合、査定額は10万円程度になるのではないかと思われます。

購入時との差額は55万円ですから、1年あたりの負担額は11万円となります。

新車で購入して5年間乗った場合の1年あたりの負担額が15万円ですから、ムーヴの場合は中古で購入したほうが35%ほどお得になると考えていいでしょう。

・トヨタマークXの場合を新車と5年落ちで比較をしてみましょう

ブラックのマークX最近はセダンの人気があまりないといわれていますが、トヨタマークXを新車で購入した場合と、5年落ちの中古車を購入した場合でどちらがお得になるのかみていくことにしましょう。

マークXの標準的なグレードである250Gの新車価格は、2,916,000円となっています。

マークXは27万円ほどの値引きが期待できると思いますので、諸経費を別で考えた場合265万円ほどが新車の購入価格になると思います。

このマークXに5年間乗って走行距離が5万kmほどだった場合、買取り価格は90万円ほどになると予想されます。

目減り額は175万円となり、1年あたりの負担額は35万円となります。

5年落ちで走行距離が5万km程度のマークX(250G)の中古車価格は、140万円程度が相場となります。

このマークXに5年ほど乗って10年落ち10万kmで売却をした場合、査定額は20万円ほどになると思われます。

5年間での目減り額は120万円となり、1年あたりの負担額は24万円となります。

新車の場合の1年間の目減り額が35万円でしたから、中古車の方が30%ほどお得になるといえそうです。

セダンは人気がなくリセールバリューも低いので、中古で買った方がお得になるといえそうです。

乗り潰すつもりならば新車も中古もそれほど変わらない?

5年ごとにクルマを乗り換えるという前提で車種別にみていきましたが、リセールバリューの高いクルマに関しては中古車にお得感はあまりないということがお分かりになったかと思います。

一方で、セダンなどのリセールバリューの低い車種であれば、中古車を購入したほうがお得ということになるわけです。

それでは、乗り潰す場合にはどうなのでしょうか?

250万円で購入した新車のノアを13年乗った場合、1年あたりの負担は19万2千円ですが、150万円で購入した5年落ちのノアを8年間乗った場合、1年間の負担は18万8千円となります。

つまり、ほとんど差がありません。

115万円で購入した新車のムーヴを13年間乗った場合、1年あたりの負担は8万8千円ですが、65万円で購入した5年落ちのムーヴを8年間乗った場合の1年あたりの負担額は8万1千円ですから、こちらもそれほど差がありません。

265万円で購入したマークXを13年間乗った場合、1年あたりの負担額は20万円ですが、140万円で購入した5年落ちのマークXを8年間乗った場合は、17万5千円となり、15%ほど中古車がお得になるようです。

このように乗り潰すことを全体に考えた場合、セダンなどのリセールバリューの低い車種を除いては、1年あたりの負担額にそれほど差はないと考えていいと思います。

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