車は売却する地域によって査定額が変わることがある?

車と田んぼと東京タワー車の査定は、ほとんどのお店で日本自動車査定協会が提供する基準に基づいて行われます。

そのため、基本的には全国どこで査定を受けても買取り価格にそれほどの差がないような気がします。

しかし、車種によっては売却する地域の違いで、買取り価格に大きな差が生じることもあるようです。

地域によって車の査定に差が生じる場合というのは、どういったケースなのでしょうか?

雪の降る地域と降らない地域で査定額が変わる車種

日本という国は、冬になると豪雪が降る地域と、年間を通してほとんど雪の降らない地域があります。

雪が降る地域で需要がある車といえば、なんといっても4WD仕様の車です。

なぜなら、2WDにくらべて4WDの場合は雪道での走行が抜群に安定するからです。

そのため東北や日本海側の雪の多い地域では、中古車市場において4WD車にニーズが非常に高いということがいます。

その一方で、太平洋側のほとんど雪の降らない地域や沖縄などでは、雪国ほど4WD車のニーズがありません。

車に限らず、物の値段というのは需要に対してニーズが高いときに上がる傾向があります。

つまり、4WD車は雪国で売却をすれば、そうでない地域で売却するよりも買取り価格が高くなる可能性があるということです。

逆に沖縄などで4WD車を売却しようとすると、雪が売らないのでニーズがないということに加えて、燃費が悪いというデメリットがあることからあまり高く売れない可能性が高くなります。

東京では驚くほど軽自動車が売れない

道路を走る軽自動車
軽自動車も、地域によって買取り価格に差の出やすい車種となります。

日本全国における軽自動車の所有比率は2015年のデータで34.74%となっています。

つまり、日本を走っている車の実に3分の1以上が軽自動車ということになります。

しかし、東京都だけに限ってみると、その数字は一気に15.15%と下がります。

東京の場合には、電車などの交通網が発達しているために、日常の足として車を使うケースは少ないといえます。

そのため、車を所有している人の多くは趣味やレジャー目的となり、必然的に軽自動車の比率が下がっているのだと思います。

それに対して軽自動車の比率が高いのが、沖縄県です。

沖縄を走っている車の53.89%が軽自動車となっています。

軽自動車は燃費がよく維持費用も安いので、車以外の交通手段があまりない地方などで日常の足代わりとして使われることが多いようです。

また、地方では車は生活必需品ともいえますので、家族に1台ではなく、大人ひとりあたり1台というのが当たり前になっています。

そういったケースでは、普通自動車を2台以上所有するのは経済的にも大変なので、セカンドカーとして軽自動車のニーズが高くなるわけです。

そのような理由から、都市部では軽自動車のニーズが少ないために買取り価格が安くなる傾向にあり、車が必需品の地方では高額査定が期待できるということになります。

実際に、自分の地域での車の査定額を知るためには、一括査定サイトを利用してみると便利です。

かんたん車査定ガイド
http://a-satei.com

農村部で絶対人気なのが軽トラックです

畑の中の軽トラック
軽自動車が地域によって需要に大きな差があるということは理解できたかと思いますが、それ以上に極端なニーズに差が生じるのが軽トラックです。

軽トラックは、農村部では非常に人気に高い車種です。

かつては耕運機やトラクターなどを使って農作物を運搬していましたが、最近の農家ではもっぱら軽トラックが大活躍しています。

もともと軽トラックは中古車の値崩れがおきにくく、年式の古いものであっても意外なほどの高額で買取りされることが多い車種です。

参考:軽トラックの買取り価格はなぜこれほど高いのか?
    

そんな農村部で大人気の軽トラックですが、当然ながら都市部ではニーズはありません。

なんらかの理由で都市部に住む人が軽トラックを買ってしまった場合には、売却をするときに苦労をすることになるかも知れません。

輸送コストも地域ごとの価格差を生む原因になります

4WD車や軽自動車のように、地域によって需要に大きな差がある車種の場合には、需要のない地域で買取りをされた車は需要のある地域まで運ばれ売られることになります。

そうなりますと、現地で買取りをされる車にくらべて余分に輸送コストがかかることになるわけです。

そのため、そういった車のニーズがない地域での買取りは、少なくとも輸送コスト分は安く買い取らないと業者もペイできないことになります。

また、輸送コストは高額な車であっても安価な車であっても基本的には変わらないので、相対的には安価な車の方が負担は大きくなるということがいえます。

その地域で人気のない車を買うということは、新車の値段は同じであるにもかかわらず、売るときには安くなってしまうという現象が起こるわけです。

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