ローンが残っている車を売ることは可能か?~買取専門店への売却がベストです

車の販売店の前でキーを持つ人新車を5年ローンで購入したが、4年後に新型が登場したので買い替えをしたくなってしまった、というケースもよくあると思います。

しかし、ローンで買った車というのは、実は完済するまでは自分の車ではないのです。

意外に知らない人が多いのですが、これは車検証を見てみれば明らかです。

車の所有者の欄がオートローンの会社かディーラーの名義になっているはずです。

自分の名前が記載されているのは、所有者ではなく「使用者」の欄です。

家の場合は住宅ローンを組んでいても、家の登記上の所有者は自分になりますが、車の場合はそうではないのです。

買った車が自分のものではないというのも理不尽な感じがしますが、家のように担保設定をせずにローンを組む車ならではの慣わしなのでしょう。

ローンを残したまま車を売るための2つの方法

まだローンが終わっていない車を所有者であるオートローンの会社やディーラーに内緒で売るわけにはいきません。

他人の所有物を勝手に処分したということになれば、横領罪に問われかねませんので、事前に承諾の手続きを取らなければなりません。

それには2つの方法がありますが、順番に1つずつ説明していきましょう。

ローンの支払いを継続することで承諾してもらう

ローン中の車を売却する方法の1つとして、所有者であるオートローン会社やディーラーにこれまで通りローンの支払いを続けることを条件に車を売ることの承認を得るという方法があります。

しかし、この承諾を得るためには、相手が納得するだけの十分な理由がないとなかなか難しいようです。

ただ単に「新型が出たからほしくなった」とか「今の車に飽きたから」などという理由では、まず承諾を得られることはないでしょう。

所有者にしてみれば、たとえ残りのローンを支払ってもらう約束をしているとはいえ、担保となるべき車が第三者の手に渡ってしまうのですから、慎重になるのは当然のことです。

ローンの残額を一括で清算をしてしまう

ローンが残っている間は、自分が所有者ではないために、自由に車を売買できないということであれば、ローンの残りを一括で返済してしまって所有者を自分の名義にしてしまえばいいわけです。

自分名義の車を誰に売ろうと、誰にも文句を言われる筋合いはありません。

車のお金を計算するただし、この場合注意をしなければならないのは、車を売ることによって自分に入ってくるお金が、ローンを清算するお金を上回っているかどうかです。

たとえば、ローンの清算をするために一括で支払わなければならない金額が100万円だった場合に、車を売却して入ってくるお金が80万円だったりすると、20万円マイナスとなってしまうわけです。

つまり、車を売ったのにお金をもらえるどころか、逆に20万円も支払わなければならなくなってしまうわけですね。

新しい車がほしいためとはいえ、古い車を売った金額がマイナスになるというのは複雑な気持ちになることでしょう。

そのためには、なるべく多くの買取り店から見積もりをもらって、最低でもローンの清算とトントン以上になるようにしたいものです。

クルマによっては、高い店と安い店で買取り価格に数十万円もの差が生じることも少なくありません。

ローン中の車を売却するときには、複数の店舗に査定をしてもらって、、少しでも高いところに売却をする必要があります。

以下のような一括査定サイトを利用することで、複数の買取り店の査定額を簡単に知ることができますので、ローン中のクルマの売却を考えている人は利用してみるといいでしょう。

かんたん車査定ガイド
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ローン中の車は買取り店に売るのがお得?

ローンの残っている車を売る場合には、ディーラーや中古車の販売店などではなく、買取り専門店に売却したほうがいいといわれています。

その理由について考えてみたいと思います。

専門店は買い取り価格が高いことが多い

一般に、車を売る場合にはディーラーに下取りに出したり、中古車販売店に持ち込んだりするよりも買取り専門店の方が高く買い取ってくれる傾向があります。

そのため、ローンを清算したあとに手元にお金が残るように、少しでも高いところに売るべきです。

車種やお店にもよりますが、平均するとディーラーや中古車販売店よりも買取り店の方が15万円程度高い値段をつけることが多いようです。

そして、買取り店を1社に絞らず複数のお店に査定をしてもらうことで、さらにその金額差を大きくすることも可能になります。

ただし、そのためにいくつもの店舗を回るのは効率的とは言えませんので、ネットから簡単に複数の業者の買取り価格が分かる一括査定サイトを利用してみるといいでしょう。

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すべての手続きを代行してくれるうえ、清算金の立替も

基本的に、中古車買い取り専門店の多くは、ローン中の車であっても買取りを拒むことはほとんどありません。

それらを拒んでいたら、ライバルとの競争に負けてしまうので、ローン中の車であろうと大歓迎で査定してくれるでしょう。

多くの業者は、ローンの清算にともなう手続きを代行してくれたり、ローンの清算金を立て替えてくれたりもするようです。

つまり、あたなに代わってローン会社に残額を一括で返済をしてくれて、、名義を変更したうえで買取をしてくれるのです。

そして、ローンを清算した残りの分を、売却したクルマの代金としてあなたに支払ってくれることになります。

たとえば、あなたのクルマの買取価格が150万円で、ローンが80万円残っているとします。

この場合、買取専門店はローン会社に80万円をあなたに代わって一括で返済をしてくれて、残りの70万円を売却代金として手渡してくれることになります。

知っておくと便利な自動車ローンに関するプチ知識

ローンが残った車を売るときに、知っておくと便利なプチ知識をいくつか紹介してみたいと思います。

残債を清算するとマイナスになってしまい現金がないとき

車のローンを一括清算のうえ売却して、その差額がマイナスになってしまった場合で、手元に現金がないときはどうすればいいのでしょうか?

この場合には、いくつかの方法があります。

新しく買うクルマのローンにマイナス分を上乗せする

クルマを売ることでローンの分がマイナスになってしまうときは、、新しい車を買うときのローンにマイナス分を上乗せする方法があります。

たとえば、新しい車を200万円でローンを組む予定のときに、古い車を売ったときのローンのマイナス分が20万円だったとします。

その場合は、新しい車のローン200万円に、古い車のマイナス分20万円をプラスしてトータル220万円でローンを組むことになります。

新しく購入するクルマの販売店と提携している信販会社が、今まで載っていたクルマの残債を支払ってくれますので、法的に問題になることはありません。

クルマの買い換えのときに、どうしてもローンの残債が残ってしまう場合には、お店の人に「上乗せローンでお願いできますか?」と聞いてみるといいでしょう。

買取専門店がマイナス分を貸してくれる残債ローン

もう一つの方法として、買取り店独自の残債ローンというものもあります。

この場合、新しく車を購入するお店では普通に頭金なしのフルローンを組み、それとは別途で買取専門店に対して前のクルマの残債を返済していくことになります。

先ほどの上乗せローンが1つの信販会社に債務をまとめてしまうのに対して、こちらの場合には、2つの別々の信販会社にローンを返済をしていくことになります。

ローンの残っている車を売却するときに残債が残ってしまう人は、これらのいずれかのサービスを利用するといいでしょう。

銀行のマイカーローンなら所有者は自分になります

ディーラーのカーローンの場合、車を自分名義にできませんが銀行のマイカーローンの場合であれば、名義を自分にすることが出来ます。

銀行のマイカーローンは金利も低く、車を自分名義にできるなどのメリットがあるにもかかわらず、意外に利用している人が少ないようです。

どうしても車を買う流れで、そのままディーラーのローンを組んでしまう人が多いのでしょう。

銀行のマイカーローンを利用した場合、所有者の名義は自分になっていますから、銀行の承諾を得ることなく車を売ることが可能になります。

ただし、銀行のマイカーローンの契約に、売却に関する制限などがあった場合には、契約違反になる可能性があります。

契約違反ということになれば、銀行から一括での返済を求められたり、金融機関の個人信用情報に記録されてしまうかもしれません。

その結果、クレジットカードの利用やほかのローンを組むことが難しくなったりする可能性もありますので、銀行のマイカーローンの残債が残っている車を売却するときには、契約内容をよく確認するようにしたほうがいいでしょう。

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