事故車の買取り店があるのをご存知ですか?~事故車を高く売るコツ

事故で大破した車事故車は一般の買取り店に持ち込んでも、査定の対象にならないことがほとんどです。

これまでの常識では、事故車は廃車にするしかないという考えが一般的でした。

しかし、最近では走行すらできない事故車であっても、買取りをしてくれる業者が多くなってきました。

ここでは、事故車専門買取り店の事情について書いてみたいと思います。

このページの目次

事故車なのに高く売れる買取り店があるんです

事故車を処分しようとすると、廃車にするための諸手続費用などがかかり、収支がマイナスになることも少なくありません。

しかし、事故者専門の買取り店に持っていくことで、ありえないような高額な買い取り額を提示されることもあります。

ここでは、事故車買取り専門店である「タウ」の買取り事例を参考までに見ていきましょう。

事故車買取り専門店タウの公式サイト:http://www.tau-reuse.com

ありえないほど高く売れた事故車の事例

実際に、どのような事故車が高額で買取りされているのか、いくつかの事例を紹介してみましょう。

これらの事例を見ていただければ、事故車イコール廃車というイメージは払しょくできるのではないでしょうか。

平成18年式のハリアーで自力走行不可が300,000円

jikosya001平成18年に新車登録したハリアーハイブリッドのプレミアムSパッケージで、自力走行不可の事故車の買い取り額がなんと300,000円です。

フロント周りやエンジン、サイド、足回りなどに損傷を受け、修理の見積もり金額が150万円ですから、事故車としてもかなりダメージがひどい部類に入ります。

普通であれば廃車にして逆にお金を支払わなければならないような車です。

そんな事故車が300,000円で買取りしてもらえるのであれば、オーナーとしては大満足でしょう。

平成12年式のランドクルーザー70の事故車を600,000円で買取り

jikosya002平成12年に新車登録をした、10年以上前のランドクルーザー70の事故車でなおかつ不動車が、なんと700,000円で買取りされた事例です。

この車の修理見積もりは120万円ほどとのことなので、普通に考えれば廃車にしてスクラップです。

そんな事故車が600,000円で売れるとなれば、オーナーは笑いが止まらないことでしょう。

ランドクルーザーは海外で人気のある車なので、古くてなおかつ走行不可の車であっても、高く買取りができるのでしょう。

平成25年ステップワゴンスパーダ不動車が700,000円

jikosya003フロント部分が大破した平成25年式のステップワゴンスパーダのZグレードの事故車の買取り価格が700,000円です。

修理の見積もり金額が200万円ですから、普通であれば即廃車でスクラップでしょう。

しかし、この車は比較的年式が新しいこともあり、部品供給としてのニーズや海外でのニーズが高いことで、これほどの値段が付いたのだと思います。

やはり、事故車が高く売れる条件としては、年式の新しさが1つのポイントになるようです。

平成26年式のほぼ新車のビアンテの買取り金額

jikosya006平成26年式のほぼ新車に近い状態で事故を起こしてしまい、走行不能となったマツダのビアンテの買取り金額が430,000円です。

写真をご覧になると分かりますが、左側はほとんど大破と言っていい状態です。

フレームにも損傷が出ていると思われる状態ですので、ほぼ新車とはいえ一般の買取り店がこの車を高値で引き取ることはないでしょう。

ちなみに、修理の見積もりが130万円とのことなので、マツダ車の下取り額の厳しさを考えると、この事故車の買取り価格が430,000円というのは驚きです。

損傷が比較的少なめのスズキパレットSWの場合

jikosya004平成22年式のスズキパレットSWの事故車で、比較的損傷が少なめの事例です。

損傷としてはフロント周りだけで、走行も牽引をすればOKという状態です。

しかし、これでも修理費用の見積もりが約50万円となり、決して安い金額ではありません。

この事故車の買取り価格は290,000円です。

すでに4年落ちの車ですし50万円の修理費用をかけて乗るのであれば、290,000円で売却してしまった方が賢いといえるでしょう。

ほぼ全損状態の平成23年式フィットハイブリッド

jikosya005
写真をご覧になっても分かるように、ほぼ全損といってもいい状態の平成23年式にフィットハイブリッドの事故車です。

当然ながら、走行は不可能です。

幸いなことにエンジンは問題ないようですが、ボディーに関してはリア以外の部分はほとんど損傷を受けており、修理費用の見積もりも160万円と新車が買える値段です。

普通であれば、この修理費用の見積もりを見た時点で廃車を考えるところですが、この車に150,000円の買取り額がついています。

廃車にしようと思った事故車にしっかりと値がついたのですから、オーナにしてみれば、まさにうれしい誤算といえるのではないでしょうか。

平成25年式プリウスのグレードSの事故車が900,000円

jikosya007平成25年式プリウスの事故車を買取りした事例です。

写真を見た感じではそれほど破損はひどくなさそうに見えますが、足回りがやられてしまっており、自力走行は出来ない車です。

売却をしたのが平成25年1月となっていますので、おそらく新車登録したばかりのプリウスだったのではないかと思われます。

タウでの買取り金額は900,000円と、事故車としてはかなり高い金額ですが、フロント周りと足回り以外に破損のないことが評価をされたのだと思います。

修理見積もりが800,000円とのことですので、オーナーは修理して乗るよりも売却を選んだのでしょう。

平成22年式ノアの事故車買取り額が180,000円

jikosya008平成22年式トヨタノアのグレードSiの事故車の事例になります。

リア以外の部分はほぼすべてダメージを受けており、全損といっていいレベルの事故車になります。

この車を修理するとなると、200万円程度の費用が発生してしまいます。

かつてであれば、こういった全損扱いの事故車は、そのままスクラップにされるのが一般的でしたが、タウに持ち込んで、180,000円で買取りをしてもらっています。

年式が比較的新しいこともあり、パーツが再利用できることなどが評価されたのだと思います。

平成26年式ホンダヴェゼルの不動車が500,000円

jikosya009平成26年式のホンダヴェゼルの事故車が500,000円で買取りされた事例です。

リアやサイド周りはほとんどダメージを受けていませんが、フロント周りや足回りにかなりのダメージを受けた車です。

エンジンも壊れてしまっており、全損といっていい事故車になります。

この車の修理見積もりは140万円とのことですが、この車の新車価格を考えると140万円の修理費をかけて事故車に乗り続ける意味はないといえるでしょう。

オーナーにしてみれば、500,000円での買取りは十分に満足すべき金額といえるでしょう。

平成24年式アクアのリア廻り破損車の買取りが450,000円

jikosya010平成24年式トヨタアクアのグレードSの事故車が450,000円で買取りされた事例です。

この車は、事故車とはいってもリア廻り以外にはほとんど損傷を受けておらず、自力走行も可能な状態です。

しかし、車の修理費用というのは意外に高く、このアクアの修理見積もりは50万円とのことでした。

足回りに損傷を受けておらず、修理費用が50万円ということになると、乗り続けるかどうか迷うところですが、オーナーは結果的に450,000円で買取りをしてもらう方を選択したようです。

平成22年式ヴォクシーのZS不動車を260,000円で売却

jikosya011平成22年式のトヨタヴォクシーのグレードZSの事故車が260,000円で買取りされた事例になります。

フロント周りやサイド、足回りなどに損傷を受けていますが、エンジンの破損はなんとか免れているようです。

しかし、足回りに損傷があることから自力走行の出来ない事故車となっています。

修理見積もりは80万円でしたが、仮に修理をして乗り続けても足回りに損傷を受けた事故車の場合、将来的に買取り価格が大幅に下がってしまうため、260,000円での売却を決めたようです。

平成26年式クラウンアスリートハイブリッドの事例

jikosya012
平成26年式のクラウンアスリートハイブリッドの事故車を700,000円で買取りをした事例になります。

写真をご覧になれば分かる通り、全損といっていい状態の事故車で、リア廻り以外は足回りやエンジンを含めてすべて損傷を受けている状況です。

修理見積もりは250万円となっています。

ここまで破損した事故車が修理できるという点は驚きですが、さすがに250万円出して修理をするよりも700,000円で買取りしてもらう方をオーナーは選んだようです。

仮に修理をしても事故車の場合はまともな査定がつかなくなってしまうため、乗りつぶす覚悟が必要になります。

平成14年式RX-7の事故車を70万円で買取り

jikosya013
平成14年式のマツダRX-7のタイプRバサーストの事故車が70万円で買取りされた事例になります。

10年以上も前の車で、なおかつほぼ全損の事故車が70万円で買取りされるというのは驚きです。

リア廻り以外は、エンジンや足回りも含めてほぼすべてダメージを受けている状況で、修理の見積もりも150万円となっています。

実際に、RX-7のタイプRバサーストは中古車市場において300万円前後で売られているクルマなので、70万円で事故車を買取りしても業者は十分にペイできるのでしょう。

動かない事故車が高く買取される理由

事故を起こして大きな損傷を受け、車の残価以上に修理代がかかってしまい廃車を余儀なくされるような車が、ありえないような高値で買取りされる背景には何があるのでしょうか。

これらの買取りされた事故車の多くは、海外に輸入されます。

日本では、大きなダメージを受けた車は事故車として価値がないと判断されますが、海外では車を修理して長く乗るという文化があります。

つまり、海外であればたとえ事故車であってもニーズがあるということです。

価値があると判断されれば、それに見合った値段で買い取ってもらうことが出来るわけです。

修理をするにあたっても、東南アジアなどの海外の修理工場を利用することで、日本とは比較にならないくらい安く車を再生できるのだそうです。

人気が高い日本車で年式が比較的新しければ、それを修理してでも販売するというビジネスが海外では十分に成り立つのでしょう。

そう考えると、日本の使い捨て文化の象徴とも言える、事故車への対応には考えさせられるものがあります。

もっとも、これは車だけに限ったことではく、日本の場合は家電などでもまったく同様のことが起こっています。

電気製品を修理してもらおうと思って家電屋さん持って行ったら、買ったほうが安いといわれた経験のある人も少なくないでしょう。

事故車イコール廃車という先入観は捨てましょう

積み上げられた廃車一般の買取り店や中古車販売店を回って、どこも査定額を提示してくれなかったからと言って安易に廃車にするしかないと決めつけるべきではありません。

一般の買取り店や中古車販売店では、海外などへの流通ルートが確立されてないがゆえに引き取れないだけであって、そういったルートを持っているお店にいけば信じられないような高値で事故車が売れることもあるのです。

廃車にするつもりでいた事故車が高値で売れたりすると、想像以上にうれしいものです。

ですから、事故車イコール廃車という先入観は捨てて、一見廃車にするしかないような車であっても、ダメもとでタウのような専門の買取り店に一度問い合わせをしてみることをおすすめします。

タウの公式サイト:http://www.tau-reuse.com

事故車買取り専門店タウとはどのような会社でしょうか?

事故車というだけで買取りを拒否するお店が多い中、あえて事故車を積極的に買取りしているタウというのは、そもそもいったいどのような会社なのでしょうか?

具体的に、タウが事故車の買取りでなぜ評判になっているのか、その秘密をさぐってみましょう。

なぜタウでは事故車が高く売れるのか?

日本国内では毛嫌いされる事故車も、海外ではリユースのニーズが非常に高いという事情があります。

日本のように「事故で大破したクルマは廃車にする」といったような使い捨ててきな文化は海外ではあまりありません。

性能がよくて人気がある日本車は、たとえ事故車であってもしっかりと修理をすることで、海外では飛ぶように売れてしまうわけです。

タウでは、海外への販売ネットワークが110カ国あるといわれ、業界最大級の規模となっています。

そして、世界中の流通網の中から一番高く買い取ってくれる国をリアルタイムにピックアップすることが可能になっています。

事故車であるにも関わらず、タウの買取り額が高いのにはそういった事情があるわけです。

対応スピードが早いのがタウの特徴

運ばれるシルバーの車事故車というのは、一般の中古車のように、自分の都合で気の向いたときに売却するというわけにはいきません。

動かなくなった多くの事故車はレッカーで修理工場まで運ばれて、そこでその車をどうするかをすぐに判断しなければなりません。

修理をするのか、廃車にするのか、売却をするのか、選択肢はいろいろとあると思いますが、のんびりと考えているわけにはいきません。

タウでは、そういった事情をよく理解しているため、対応のスピードが抜群に早いという特徴があります。

日本国内に19の支店があり、それらの店舗に約130名の営業担当が配置されています。

急ぎの場合は、ネットや電話などで概算の買取り額を教えてもらうことが可能ですし、出張査定を希望する場合でも、最短その日のうちに修理工場などの指定の場所まで来てくれるようです。

出張査定であっても、すべて無料で対応してくれるところも安心できる点です。

タウでの買取りが安心だといわれる理由

タウでは、事故車を移動したりする際のレッカー代や、名義変更などに伴う費用はすべて無料となっています。

事故車の買取り額が高かったとしても、そういった手数料が高額であったら意味がありませんので、その点はタウを利用するうえでの大きな安心材料といえそうです。

また、タウで買取りをする事故車は海外への輸出を前提としているため、日本国内で適用になる自動車税、重量税、自賠責保険などは、すべて還付が受けられます。

これらも、結構ばかにならない金額となりますので、すべて還付されるとなると非常にたすかります。

さらに、タウではしつこい電話営業などはしない方針になっているようですので、その点も大きな安心材料ですね。

買取り業者の中には、一度問い合わせをしたお客に対して、なんどもしつこい電話営業を繰り返すようなところもあるようです。

しかし、タウではそういったしつこい営業をしなくても、事故車の買取り価格そのものに自信があるから、ライバルには絶対に負けないという自負があるのでしょう。

事故車を修理して乗るのと買取り店に売るのはどちらが得?

車を事故によって大きく破損させてしまったときに、その車を修理して乗り続けるか買取り専門店に売却すべきか悩むことも多いと思います。

かつては廃車にせざるを得なかったようなダメージのひどい事故車であったとしても、最近では意外な程高価な金額で買取りをしてくれる事故車の専門店などが出てきました。

車両保険に入っていなかった場合の選択肢は買取り店に売る

事故車を修理して乗るべきか買取り店に売るべきかの判断は、事故車のダメージによっても変わりますし、車両保険に加入しているかどうかでも変わってきます。

足回りなどに大きなダメージを受け、修理に多額の費用が掛かるにもかかわらず、車両保険に入っていないといったケースでは、事故車買取りの専門店に売却が正解だと思います。

足回りやフレームに大きなダメージを受けてしまったような事故車の場合、修理に高額な費用がかかりますし、仮に修理をしてもその後ハンドルが取られるなどのトラブルがでる可能性もあります。

さらに、将来その車を売却するにしても、事故車ということでまともな査定額は期待できません。

そうなると、選択肢としては事故車の買取り専門店に売る意外にはないといえます。

修理費用がすべて車両保険でおりるわけではない

では、車両保険に入っていた場合はどうでしょうか?

この場合は、保険会社からおりる保険金の額と、修理代金を比較してどちらが得かを判断することになります。

車両保険に入っているといっても、修理代金が満額すべて支払われるとは限りません。

支払われる額は、最高でその車の事故を起こす前の相場までということになります。

事故を起こす前の状態で80万円の価値しかなかった車の場合、仮に修理代金が100万円かかったとしても、最高で80万円しか支払われないということになります。

そうなりますと、20万円以上を自腹で負担する形で車を乗り続けるということになります。

さらに、車両保険を使うことで、保険の等級がさがってしまいますので、それ以降の保険代が大幅にアップしてしまうことになります。

そういった点を考慮した場合に、もしその事故車が買取り店で20万円とか30万円で買取りをしてくれるということであれば、むしろ修理をせずに売却をしてしまったほうがいいと思います。

いずれにしましても、事故車を修理して乗り続けるか、それとも買取り店に売却するかの判断はケースバイケースとなります。

まずは修理の見積もりとタウなどの事故車買取り店の見積もりをとった上で、それらを比較しつつ自分にとってベストな方法を選択するようにしましょう。

そもそも事故車の定義って何でしょう?

ぶつかった2台の車事故車と一口に言っても、その意味合いは微妙に違うことが多いようです。

たとえば、軽く接触事故を起こして、バンパーがへこんだ程度の車であっても「事故を起こした車」という意味においては「事故車」と呼ぶことは間違いではありません。

しかし、中古車業界における事故車の位置づけは、別のところにあります。

そこの解釈を間違ってしまうと、普通の車と同様に買取りをしてもらえる車まで、売れなくなってしまうと勘違いをしてしまう可能性があります。

ここでは、業界でいうところの事故車の定義と買取りの際の影響について詳しく解説してみたいと思います。

買取り価格に大きな影響を及ぼす事故車とは

結論から先にいってしまいますと、仮に事故を起こした車であっても、軽くバンパーをぶつけた程度であったりドアがへこんで補修をした程度の車であれば、買取りの際に事故車扱いにはなりません。

事故車扱いとなり、買取り価格に大きな影響を及ぼすのは、フレームなど走行性能に影響が出る可能性のある部分にまで損傷を受けてしまった場合となります。

日本自動車査定協会のホームページによると「修復歴あり」として買取りの際に影響を及ぼす事故車扱いとなるのは、以下のようなケースとなります。

具体的に解説してみたいと思います。

ラジエーターコアサポートの交換

ラジエーターコアサポートというのは、車の前面にあるラジエーターを固定するための骨格になります。

このラジエーターコアサポートが交換されていたり、両側にあるサイドパネルにへこみなどがみられる場合には、修復歴ありということで事故車扱いになります。

この場合には、買取りの際の査定額が大幅にマイナスになります。

クロスメンバーの交換や曲がりなどは事故車扱いです

クロスメンバーというのは、車のサスペンション構造の一部となっている重要な部分で、主にその補強効果によってサスペンションの剛性をアップさせているもので、フロントとリアの両方にあります。

このクロスメンバーが交換されていたり、曲がりやへこみのあるものは事故車扱いとなり買取り価格に大きく影響します。

ただし、小さなへこみ程度であったり、路面からの突き上げによってへこんだ場合などは、事故車扱いはならないことが多いようです。

正面からある程度のスピードでぶつかった車の場合、ほぼ間違いなくラジエーターコアサポートとクロスメンバーに損傷を受けるので、買取り店が査定をするときには、ここの部分を重点的にみるようです。

サイドメンバーの交換やへこみなどの修理歴

サイドメンバーというのは、ボディの左右の床面を前後に走る骨格構造になります。

モノコックボディが当たり前となった最近の車では、サイドメンバーは独立したフレームではなくアンダーボディと一体式になっているものがほとんどです。

このサイドメンバーが交換されていたり、曲がりやへこみのある車は事故車扱いとなります。

車の重要な骨格の部分ですから、ここに不具合があると車がまっすぐ走らなかったりなど、走行性能に大きな影響を与えることがあるので、買取りの際の査定で大幅な減点となってしまうのは仕方のないところです。

ただし、ラジエーターコアサポートよりも前の部分の損傷や、突き上げによるへこみなどの場合には、事故車扱いとはならないこともあります。

インサイドパネルに損傷を受けた場合

前方大破のダークグレーの車インサイドパネルというのは、タイヤのある位置の内側の部分のパネルになります。

外側の部分のサイドパネルであれば、へこみなどの損傷があっても補修をしたりパネルそのものを交換した形跡があっても、事故車とはなりません。

しかし、モノコックボデイの車におけるインサイドパネルは重要な骨格部分となるために、ここの部分が交換されていたりへこみや修理跡がある場合には事故車扱いとなり、買取り価格は大幅にマイナスとなってしまいます。

ただし、ラジエーターコアサポートよりも前の部分や軽微な損傷の場合は、事故車扱いとならならず、それほど査定には影響しないこともあります。

ピラーが交換されていると事故車になります

ピラーというのは、車の柱に当たる部分のことで、フロントウインドウの両サイドにあるフロントピラー、前後のドアの間にあるセンターピラー、リアガラスの両サイドにあるリアピラーに分かれています。

車の柱の部分ですから、ピラーに損傷があるとボディのゆがみなどから走行性能に影響が出る可能性が高くなります。

そのため、これらのピラーが交換されていたり、スポット溶接の打ち直しなどがあった場合には事故車扱いで買取り価格に大きな影響を与えることになります。

外部に露出している部分のへこみであったり、ボディサイドシル交換の際にピラー下部の見られる溶接の跡などに関しては、査定に影響はないとされています。

ルーフが交換されていたりピラーから波及した修理あとがある場合

ルーフというのは、文字通り車の屋根にあたる部分です。

このルーフが交換されていたり、ピラーの損傷による影響でへこみなどが生じている場合は、事故車として取り扱われることになり、買取りにあたっては査定時に大きくマイナスとなります。

世の中にはオープンカーなどもあるくらいなので、ルーフの部分は対して重要ではないと考えるかも知れませんが、オープンカーと屋根があることを前提に作られた車では全く構造が異なりますので、比較することは出来ません。

屋根のある一般の車にとって、ルーフというのは車の強度を考えるうえでとても重要な部分ということがいえます。

センターフロアパネルやフロアサイドメンバーの損傷

センターフロアパネルというのは、人が乗っている部分の床に当たるところです。

フロアサイドメンバーは、補強のためにその両脇にあるフレーム状のものです。

これらの部位が交換されていたり、パネルの結合部などがはがれてしまっている、あるいは修理の跡がある、亀裂が入っているなどといった状態のときには、事故車として買取りをしてもらうことになります。

ただし、明らかな事故ではなく、突き上げなどによって生じた曲がりや、軽微な修理跡などに関しては、事故車扱いにはならない場合があります。

リアフロアの交換や修理のあとがあると事故車扱いになります

トランクルームの壊れた車リアフロアというのは、トランクに当たる部分の床になります。

このリアフロアが交換されていたり、パネルの結合部に剥がれや修理のあとが見られる場合、あるいはフロアそのものに亀裂などがみられるときには事故車として査定されることになり、買取り価格も大きく下がります。

ただし、事故そのものによる損傷ではなく、リアエンドパネルやリアフェンダーを交換したときに生じた損傷や軽微なへこみなどの場合には、事故車扱いにならない可能性が高いといえます。

事故車の買取り店と一般の買取り店のどちらに持ち込むべきか

このように、事故車として買取り価格や査定に大きく影響を及ぼす可能性のある損傷というのは、あくまでも車の骨格部分に大きなダメージを受けた場合ということが言えます。

つまり、事故を起こした車=事故車ということではなく、実際の走行に影響がでたり強度に問題がでるような損傷を事故によって受けたケースを「事故車」と呼ぶわけです。

ですから、ドアなどが多少へこんでいる程度では当然ながら事故車扱いにはなりませんし(ピラーにまで損傷を受けてしまった場合は別です)、そのことによって買取りをしてもらうときに大きく不利になるということもありません。

ドアのへこみ程度でしたら簡単に修理できますが、そのまま修理をせずに査定に出したとしても、思ったほど買取り価格がマイナスになるということもないはずです。

いずれにしても、事故においてフレームにまで損傷が及んでいるかどうかを素人が判断をすることは困難なので、修理工場などに持ち込んで専門家に見てもらうようにするといいでしょう。

そこで事故車だと判断されれば「タウ」のような事故車専門店に買取りを依頼し、そうでない場合には一般の買取り専門店に持ち込むようにすればいいわけです。

事故車でも高く売れやすい車種の特徴とは?

タウなどの事故車の買取り専門店に持ち込めば、どんな車両でも高く買い取ってくれるのかというと、必ずしもそうではありません。

たとえば、不人気車種で低年式などの場合、仮に事故車でなくてもまともな金額では買い取ってもらえないような車の場合、当然のことながら事故車であればなおさら売却することは困難といえるでしょう。

逆に人気車種で高年式、さらに走行距離が少なめなどの条件の車であれば、事故車であっても高く買取りをしてもらうことが可能になります。

具体的な車名をあげると、アクア、プリウス、タント、ムーヴ、フィット、ヴォクシーなどの高年式車であれば、事故車であっても高額な買取り額が期待できるといえるでしょう。

これらの人気車種であれば、ダメージの少ない事故車の場合は修理をして販売することが可能ですし、ダメージが大きい場合などでもパーツなどを有効活用することが出来るからです。

不動車の場合、悪質な買取り店に相談したりすると「廃車にするしかないですね」などと言われて、タダ同然の金額で引き取られてしまうこともありますので、注意をしなければなりません。

さらにひどい業者になると、車の引き取り費用や廃車手続の費用などを請求して来たりします。

こちらが事故車の買取りについて何も知らない素人だとみるや、あり得ない条件で車を持っていかれてしまいます。

そういったことにならないように、まずは信頼のおける事故車買取り店に見積もりをしてもらったあとで、冷静に判断するようにしましょう。

高く売れるはずの事故車をタダ同然で持っていかれたうえに、手数料まで請求されたのでは、まさに泣きっ面に蜂になってしまいます。

海外で人気の車種は買取りに有利になります

キャリアカーで運ばれる車タウなどの事故車専門店の場合、買取りをした車の多くを海外に輸出することになります。

そのため、日本国内での人気車種だけではなく、海外で人気のある車種に関しても、事故車が高く売れるということになります。

海外で人気がある日本の中古車の代表的な車種名としては、ランドクルーザー、ハイエース、ハイラックス、ハリアー、ヴィッツ、パジェロなどが上げられます。

もちろん、日本国内でもそれなりに人気のある車種ばかりですが、東南アジアや中東、アフリカなどの国々では非常に人気の高い車種になります。

こういった車種の事故車を一般の買取り店に持ち込むと、不当に安い見積もり額を提示されることになりますが、海外への輸出を大々的に行っている事故車専門店であれば、想像以上に高い査定額が提示されることも少なくありません。

動かないほどのダメージを受けた事故車は廃車、あるいは修理をしても将来的に下取りや買取りは期待できないので乗りつぶすしかない、などという誤った知識を持っている人も少なからずいると思いますが、その考えは今すぐあらためて下さい。

事故車であっても、それをしっかりと評価してくれる専門店であれば高価買取をしてもらうことも可能だということを覚えておくといいでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする